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こんばんは。藤井かなこです。
今日はブライダルフェアを開催しており、お客様との会話の中でこんな会話がありました。


プランナーとしてはこういう記事書くの一番嫌なんですが、ブライダル業界のゴリゴリ営業に悩む方も多いと思うので、そんな方の解決策になればと思い本日はパソコンに向かっております。
ブライダル業界の裏側をぶっちゃけながら説明していきます!
ブライダルフェアで即決してしまい後悔することがないように、上手な断り方もまとめておりますので是非お役立ていただければと思います!
目次
・即決とは?
即決とは
ブライダルフェアに参加してその場で、申込金額を納め、式場を決定することです。
申込金額は基本的に10万円〜20万円が相場で、現金支払い・カード決済・銀行振込などで行います。
申込金額は、式場キャンセルの場合は返金されないものです。

いわゆる「即決特典」「即決割引」に関してはその場で契約しなければ絶対に適用されないわけではなく、その日中に契約すれば適用される式場もあるので即決特典がある式場の場合は担当プランナーに確認しましょう。
つまり、即決とはその場もしくは当日中の契約を指します。
・仮予約との違い
式場によっては、

というところがあり、希望する時日を一時的に抑えておいてくれる式場もあります。
相場は大体1週間前後の期間本契約まで待っていてくれて、特に申込金などがかからないです。
ただし、仮予約制度がある式場はごくごく稀で、仮予約制度のない式場の方が大半です。
・即決する人の割合
ゼクシィの調査では、約7割が即決をしています。

即決する人が大多数なんですね。
一概に即決することが良い。悪い。ということはなく、良い場合と悪い場合がありますので、後ほど詳しくご紹介しますね。
・結婚式場はなぜ即決を迫るの?
ストレートに言うと、自信がないからです。
当たり前ですが、他社の会場に行けば行くほど自社で決定してくれる確率は下がります。
ブライダル業界全体として、即決を狙うのを正とする企業も多いので、次に行かせてしまったら次の式場は全力で即決をとりにきます。
それを怖がって即決を迫るんですね。
自社の会場に自信があり、プランナーとしてもスキルや経験のある人は即決を迫りません。
もちろん会社の方針もありますが、少なくても良いプランナーは押し売りしません。
「他を見たいならどうぞ見てきてください。」というスタンスです。
それでもお客様が本当に気に入っているから、契約が決まっちゃうんです。
お客様から求められるんですね。
ちなみに大手ほど即決を迫る可能性が高いので気を付けましょう。
アニヴェル○ル
テイクアンドギブ○ーズ
ベストブライ○ル
エス○リ
この4社は特に要注意ですね。
・日程の空き状況は信じてはいけない
注意ポイント
即決をしてしまう理由No.1は日程の空きが全然なかったから焦って決めた。ということ。
しかし、この日程の空き状況ですが正直申し上げて、だいたいウソです。
そもそも婚姻率自体が下がっていて、ナシ婚層(結婚式をしないカップル)も増えています。
そんな未来が暗いブライダル業界で、空き状況が1つや2つの日程なんてことは間違いなく有り得ません。
そんな状況だったら、プランナー側も焦って埋める必要はないので即決を迫りません。笑
私は他社に新婦という体で調査に行くことがありますので良く分かりますが、

とプランナーさんが、希望日程だけ、もしくは希望日程を含めた2日程ぐらいを提示してくることがあります。
式場の人気度合いなども知っている立場からすると、確実に嘘なことは分かっているので、その演技に少し悲しくなります。。笑
ポイント
絶対に信じてはいけないのは、ホテルや専門式場などの、披露宴会場が多い施設です。
特にホテルは宴会用のフロアがいくつかあって、大きい披露宴会場を仕切って会場を増やしていたり、会食用の小さめのお部屋がいくつかあったりと、全部埋めるのはとても大変です。
1日に2回転している会場を10個持っていれば、1日20組取れるわけですから。
もし仮に埋まっているのが本当だとしても、そんな簡単に希望日程埋まりません。
年間休日120日程あるのに、奇跡的に希望日が埋まっちゃう。という可能性は凄く低いです。

・即決特典は即決しなくても適用してもらえる
日程の空き状況と並んで、即決理由として多いのが、


の、いわゆる即決特典です。
そもそも今日決めたら安くなるって意味が分からなくないですか?
ただ他社に行かないように防ぐ営業でしかないですよね?
ということは、結局自社で決めてくれるのであれば元々割引出来る金額なんです。
はっきり言って、もともと割引きすることを前提でプランを作っている証拠です。
重要
比較したい!と思ったら今日決めたら。という言葉は信じずに他の会場を見学しに行きましょう。
その上でもし、その会場がいいと思ったら交渉してください。ほぼ間違いなく割引してもらえます。




面白いくらいにこの流れになると思いますので、即決特典は気にしないで、気の済むまで他会場を見学しましょう。
それ以外にも割引してもらう方法はたくさんあります。
お得に結婚式を叶えたい方はこちらを読んでからフェアに参加してください。
ブライダルフェアで1件目に行く前に知っておくべき9つのこと
【プランナーが暴露】結婚式で値引き100万円してもらう方法と限度額
・ブライダルフェアで即決するメリット
即決をする方の大半は前述した2つの理由から即決していると思います。
即決特典があるから!
希望の日程がなくならないように!
この2つですね。しかしこれは即決しなくても大丈夫ということを理解してもらえましたでしょうか。
これら2つが即決のメリットではなくなった今、即決することにメリットはあるのでしょうか。
実は1つだけあります。それは、結婚式の準備期間が長くなることです。
もちろん即決をせずじっくり選んだ分、結婚式の日程を少し先延ばしにすればいいだけの話ですが、記念日など結婚式をしたい日程が決まっている方は結婚式場選びに時間をかけ過ぎると結婚式準備の時間がドンドンなくなっていきます。
結婚式場選びはもの凄く重要ですが、同じぐらい「どんな結婚式にしようか考える時間」は大事です。
結婚式の準備スタートは5ヶ月~半年前なので、1年前に決めても準備は始まりませんが情報収集する時間にすることが出来ます。
インスタなどのSNSや口コミで契約した式場の情報を収集して、どんな装飾にしようか。どんな演出をやろうか。
というようなことを考えるのは結婚式の満足度を上げるうえで大切な時間です。
あまりに悩み過ぎて10件の式場を回るのではなく、気に入った!と確信が持てるのであれば次のステップに進むことは選択肢の1つです。
初めて見た1件目の会場だと、本当に自分たちにあっているのか、他との比較材料もないので、個人的には3件ぐらいは回って比較することをオススメします。
・ブライダルフェアで即決すると後悔する理由
では即決をして後悔しているカップルたちはどんなポイントで後悔しているのでしょうか。
また、どんなデメリットがあるのかを解説しておきます。
①見積もりが本当はもっと安くなったかも
別の記事で紹介している通り、即決するよりも他社の見積りを引き合いに出して割引交渉する方が安くなることが多々あります。
即決特典なんて元から割引する前提でプラン金額を設定している為、いわば通常金額です。
さらに安くすることは全然出来る為、即決すると安くなるというのはプランナーの営業トークに騙されているだけです。
重要
その式場よりも安い式場のブライダルフェアに参加して、安い見積もりを貰って割引交渉するのが一番多くの割引を獲得できます。
また、安い金額の見積りを貰う為にはハナユメから予約するようにしましょう。
ハナユメは割引プラン(旧ハナユメ割)という最大100万円の割引特典があるので、他のサイトから予約するよりもグッと安く見積もりが貰えます。
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ハナユメなら相談カウンターと同様のサービス内容をオンラインでも受けられます!自宅にいながらプロに相談できるのは非常にありがいたいですね。
しかもオンラインなら当日予約OKで最短30分後の対応も可能になっているので、思い立ったその日に気軽に相談できます。
予約も24時間対応で相談可能な日程もすぐに分かるので便利ですし、ビデオチャットなのでアドバイザーと対面で話が出来ます。
もちろん式場紹介や予算の相談、見学予約代行などなど相談カウンターで行えるサービス内容と変わりませんから安心です。
この機会にオンラインハナユメ相談カウンターで気になる事を全て解消しておきましょう。
ハナユメはこんな方におすすめ
- 最大割引が欲しい方(100万円以上お得になることも)
- ブライダル資格保有者に相談したい方
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公式サイトから直接式場のブライダルフェア予約をしても、ハナユメの相談デスクの予約をして相談してからブライダルフェアに参加しても割引額は同じです。
ある程度行きたい式場が決まっている方は、直接予約でOKです。
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ハナユメに関する記事はこちら
ハナユメ割(割引プラン)の仕組みと適用条件をプランナーが解説!本当にお得?
ハナユメ相談カウンターに現役プランナーが実際に行ってきた!リアルな評判や口コミも紹介
ブライダルフェア予約はどこからがお得?直接予約は損!
ハナユメは最悪?裏側を知るプランナーが真相を解説
②キャンセルする可能性が高まる
圧倒的なデメリットはこのキャンセルに関してです。
私の経験上、じっくり考えて式場決定した方はほぼ100%式場のキャンセルはしていません。
もちろん親族に不幸があったり破談になってしまった場合などは除きますが。
しかし即決した方の1~2割はキャンセルしています。
式場契約後に「本当に決めてしまって良かったのだろうか」という気持ちになり他の式場も一応見学してみて、結局他の式場の方が良くてキャンセル。
というパターンです。
1件目の即決は特にあるあるです。
式場のキャンセルにメリットは1つもありません。デメリットのオンパレードです。

③申込金は返ってこない
注意ポイント
キャンセルした場合に結構な頻度で揉めるのが、申込金として支払った金額が返金されない。ということです。
契約規約に申込金が返金できないと記載があり、サインをしている以上基本的には返金されません。
また、結婚式までの期間が5か月を切っている場合は申込金以外にもキャンセル料が発生する場合もあります。
結婚式にクーリングオフは適用されませんので、申込金を返金してもらおうと思うとかなりの労力が必要になります。
キャンセルすることになってしまったという方には、申込金を返金してもらえる可能性が高まる方法がありますのでこちらの記事をご確認ください。
結婚式のキャンセルをしても内金が返ってくる期間と方法
④日程が合わないゲストが出てくる
即決するということはゲストに参加できるかどうか確認している時間がないということです。
電話で確認を取れるかもしれませんが、何人もかけている時間はないので確認出来ても両親ぐらいです。
親族でどうしても参加できない人がいた。
どうしても来てほしい友人や恩師が参加できない。
会社の上司が参加できない。
というようなことが契約後に分かっても遅いですね。
せっかく結婚式をやるのに招待したかったゲストが来れないのは大きな後悔に繋がります。
契約する前にどうしても来てほしい方々や親族には確認を取っておくのが安全です。
・ブライダルフェアで即決を迫られない方法
かなりぶっちゃけでお伝えしてきましたが、プランナーとして契約を取るために使っている武器は
・日程が埋まっちゃうよ。
・即決特典なくなっちゃうよ。
だけなんですね。
でも前述した通り、実は全部ウソなんです。
ということで、結論即決する必要性が一切ありません。
もちろんメリットがないわけではありませんが、圧倒的にデメリットが多いことはお分かり頂けたと思います。
営業をかけられない方法は、この記事で分かったことを使って

とプランナーに言ってみてください。
「あ、マジか。もう戦える武器ない、、泣」ってなります。笑
「もったいなくないですか?」と言えるぐらいで「あ、大丈夫です」と言えば終わります。
私が他社に調査として行った時は、毎回この方法を使ってすぐに終わらせてます。
ほぼ確実に帰してもらえますから安心してください。
1つだけ注意点としては、悩むそぶりは絶対に見せないこと。です
悩むとプランナーは、いける!と思ってここぞとばかりにクロージングしてきます。
逆に一切悩んでいないと「あ、この人たち気に入ってないんだな」と強気に来れません。
プランナーも人間ですから先にメンタルがやられますからね。笑
「決める気は一切ありませんし、次の式場の見学有りますからすみません」と自ら席を立ち帰る準備をしているのを止められるプランナーはいません。
逆にそうでもしないと帰してくれないプランナーさえいます。

・即決した先輩カップルの口コミ
ここでは実際に私がプランナーとして新郎新婦様から聞いた即決に関する口コミを一部紹介します。
26才女性
1軒目で無知な中決めてしまいました。即決特典があるからという理由で決めたのですが後からネットを見てどの式場でもやっている常套手段であることを知り後悔しました。3件ぐらい回ってから決めた方が良いと思いました。
31才男性
3会場回ったので3会場目で即決しました。後悔しないと思っての決断だったのですが、まさかの親からの反対を受け結局キャンセルすることになりました。自分達だけで決めるものではないと思いましたね。。
34才女性
即決してからいくつか式場を見て回りましたが、結果的に決めたところが一番良かったです。私たちの場合は問題なかったですが、後からさらに良いところが出てきたら、、と思うと後悔する気もします。
・ブライダルフェアで即決すると後悔する理由 まとめ
今日、私のところにいらしたお客様も、嫌々契約をしたのでキャンセルしてます。
本当に気に入ったら即決することに反対ではありません。
ただ、営業トークや押し売りに負けないでください。ということだけお伝えしておきます。
後悔のない素敵な結婚式にして下さいね。