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こんにちは。藤井かなこです。
ウェディングプランナー歴6年、これまで担当した婚礼数は300組以上になります。
ブライダルフェアの予約ページを見ていると、「初めてのご来館の方限定(1件目の式場見学の方限定)」という豪華な特典がずらりと並んでいますよね。
そこで多くの新郎新婦様が一度は考えるのが、「本当は2件目だけれど、初めてですと言ってしまったらバレるのかな?」ということです。

この記事では、今もブライダルフェアで接客している現役プランナーの目線で、「初めて」と嘘をつくとバレるのか、バレたら特典はどうなるのか、そして嘘をつかなくてもお得に式場を選ぶ方法までまとめてお伝えします。
目次
・ブライダルフェアの「初めて特典」とはどんなもの?
1件目特典とは、新郎新婦様にとって初めての式場見学を対象にした特典のことで、大きく分けて2種類あります。
ポイント
・来館特典:見学に行くだけでもらえるギフト券、食事券、カタログギフトなど
・割引特典:その式場と契約する時に見積もり総額から引かれる値引き(挙式料無料、ドレス代無料、数万円から10万円程度の割引など)
どちらも式場が「初回来館」や「早期の成約」を後押しするために用意しているものです。
式場側としては、他の式場と比べられる前に来てもらい、できればその場で契約につなげたいという狙いがあります。

初めてブライダルフェアに行く前に知っておきたいことは、こちらの記事にもまとめています。ぜひご覧ください。
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プランナーが執筆!ブライダルフェアで1件目に行く前に知っておくべき9つのこと
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・「初めて」と嘘をつくとバレるの?
結論からお伝えすると、式場が新郎新婦様の他会場の見学履歴を把握する仕組みは基本的にありません。
受付のアンケートに「何件目のご見学ですか?」という欄があることもありますが、これはあくまで自己申告で、事実かどうかを式場が確認することはほとんどできません。
ゼクシィのサイトやアプリからフェアを予約した場合も、入力した情報は予約した会場にだけ送信される仕組みだと案内されています。
ただ、100%バレないかというと、現場で見ていると「この方は他も見ているな」と分かってしまう場面はあります。


初めてで何から動けばいいか分からない方には、相談カウンターの利用が心強いです。
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正直に「2件目です」と伝えても、予約サイトの特典は別に受け取れるので、嘘をつく必要がありません。
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ハナユメ相談カウンターを実際に利用した感想や評判は、こちらの記事で詳しく紹介しています。ぜひご覧ください。
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ハナユメ相談カウンターに現役プランナーが実際に行ってきた!リアルな評判や口コミも紹介
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・「初めて」の嘘がバレやすい3つのケース
私の経験の範囲では、バレやすいのは次の3つのパターンです。
注意ポイント
・同じ系列、グループの会場をすでに見学している(複数会場を運営する式場では予約や来館の情報を同じシステムで管理していることがあります)
・相談カウンター経由で予約していて、カウンターと式場の間で情報が共有されている
・見積もりへの反応や質問が具体的すぎて、他会場を見ていると察せられる
1つ目の系列会場は、別々の会場名でも運営会社が同じであれば情報が紐づくことがあります。スタッフが複数の会場を行き来していて、「前にご案内しましたよね」となることも実際にあります。
3つ目の言動は、意外と多いパターンです。相場を知っている、値引き交渉に慣れている、演出や設備について細かく質問するといった様子があると、プランナーは「初めての方ではないかも」と感じます。


初めてのフェアでは、チャペルや会場のすべてが新鮮で「素敵!」とテンションが上がる新郎新婦様がほとんどです。ここで見積もりを見ても冷静に金額を確認していたり、他の式場との違いを口にしたりすると、やはり目立ちます。また、フェアの途中で支配人やマネージャーが接客に入ることもあり、経験豊富な目で見られている点も知っておいてください。
・嘘がバレたら特典はどうなる?
会話の中で「この方は他も見ているかな」と察された程度であれば、特典はそのまま適用されることが多いです。プランナーも証拠がないので、その場で指摘することはまずありません。
一方で、系列会場の履歴などで記録ではっきり分かってしまった場合は、特典が対象外になったり、取り消されたりすることがあります。ホテルによっては「初回の方限定の割引なので、初回でない方は無効とさせていただきます」と明記していることもあります。


ちなみに嘘をつくこと自体は違法ではありません。ただ、特典が無効になったり、その後の信頼関係が気まずくなったりする実利面・心理面のリスクは知っておきたいところです。
・「初めて」と嘘をつくメリットとデメリット
メリットは、ほとんどの場合が「初めてのご来館限定の来館特典」と「成約時の割引特典」をもらえる可能性があることです。
一方でデメリットは、現場で見ていると思った以上に大きいです。
注意ポイント
・他の式場の見積もりを見せられず、値引き交渉で不利になる
・初めて用の説明を一から受けることになり、会場見学から試食、費用の説明まで含めると3~4時間かかることもある
・初めてだと分かると、担当プランナーは他社と比べられないよう即決を促しやすい
・すでに知っている内容でも知らないふりを続けなければならず、疲れる
特に値引き交渉では、他の式場の見積もりを見せて「こちらと迷っています」と伝えるのが最も効果的です。初めてのふりをしていると、この最強の交渉材料を使えません。


実際にお客様を見ていると、勢いで即決して、あとから別の式場を見て「こちらの方が良かったかも」と後悔される方も少なくありません。
・当日特典は後日の成約でも付くことが多い
「今日ご契約なら大幅に割引します」という当日特典(成約特典)も、即決を後押しする代表的なものです。
ですが、現場の感覚として当日特典は、後日ご検討のうえで成約されても同レベルの値引きが付くことが多いと言われています。理由は主に2つあります。
ポイント
・他会場に契約を取られるくらいなら、当日特典を特別に適用した方が式場にとって得だから
・1回目のフェアで、当日特典付きの最大割引額の見積もりをすでに見せてしまっているから


結婚式の値引きについては、こちらの記事で詳しく解説しています。ぜひご覧ください。
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【プランナーが暴露】結婚式で値引き100万円してもらう方法と限度額
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・ブライダルフェアは何件回るのがベスト?
ゼクシィ結婚トレンド調査では、ブライダルフェアの平均参加軒数は2.6軒とされています。また、ハナユメの結婚式準備ガイドでも平均はおよそ3件と紹介されています。
現場で見ていても、「3件くらい見てから決めました」という新郎新婦様はとても多い印象です。
1件だけでは比較ができませんし、逆に5件以上になると、どこが良かったのか分からなくなってしまう方も多いので、まずは2〜3件を目安にするのがおすすめです。


もし初回特典をどうしても取りたいなら、本命の式場を最後に回すのが賢い順番です。他の式場の見積もりや知見を交渉材料にした上で、本命でも初回特典を受けられる場合があります。比べるポイントは、チャペルの雰囲気、披露宴会場の広さ、料理の内容、見積もりの金額と項目の4つです。


・「今日だけ」に流されないための営業トークの見抜き方
初めてのフェアでは、当日特典のほかに「空き日程」や「見積もりの安さ」で即決を促されることがあります。
たとえば「ご希望の時期で空いているのはこの2〜3日だけで、いつまで空いているか分かりません」というトークです。人気の日程が埋まりやすいのは事実ですが、その場で決めないと二度と取れないとは限りません。仮予約という形で日程を押さえられる式場もあるので、まずは確認してみましょう。


もう1つ注意したいのが、見積もりの見せ方です。「本来は530万円ですが、特別に50万円お値引きして480万円にします」と言われると、とてもお得に感じますよね。
ですが、結婚式に定価はなく、見積もりはいくらでも作ることができます。最初に高めの見積もりを出してから値引きすることで、お得に見せているケースもあるため、割引額よりも最終的な総額で判断することが大切です。
また、見積もりの料理や装花、衣装が最低ランクで組まれていて、あとからランクアップして金額が上がっていくケースも現場ではよく聞きます。見積もりの内訳は、必ず項目ごとに確認しておきましょう。


その場の勢いで契約してしまい、あとから別の式場のほうが良かったと気づいて、申込金が戻らずに悩まれる方もいます。申込金の扱いは式場によって違うので、契約前にキャンセル規定を必ず確認してください。
ポイント
・その場で契約せず、一度持ち帰って冷静に考える
・見積もりは割引額ではなく、最終的な総額と内訳で比べる
・契約前に、申込金とキャンセル規定を確認する
・嘘をつかずにお得になる値引き交渉術
「初めて」と嘘をつかなくても、値引きで取り戻す方法があります。
ポイント
・他の式場の見積もりを見せて「こちらと迷っています」と伝える
・本命の式場には「予算を少しオーバーしているので、あと数万円安くなれば決めます」と伝える
・他の式場と仮契約をして申込金を払っている場合は、その分の値引きを相談する
プランナーとしても、他社の見積もりを見せられると本気度が伝わるので、上司に掛け合って値引きを頑張ることが多いです。1件目の特典を追いかけるより、比較した上での交渉のほうが金額は大きくなりやすいと言えます。
値引き交渉のタイミングについては、こちらの記事で詳しく解説しています。ぜひご覧ください。
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結婚式の値引き交渉タイミングをプランナーが伝授!チャンスは3回!
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・予約サイトの特典を併用して、正直にお得にもらう
式場が独自に出す「1件目特典」と、予約サイトのキャンペーン特典は別物です。予約サイトを経由してフェアに行き、サイトの特典と式場側の特典の両方を受け取るのが基本の形になります。
ゼクシィやマイナビウエディングなど、サイトごとにキャンペーンがあり、複数のサイトを使い分けて特典をもらう方もいます。ただし併用の可否や条件は式場・キャンペーンごとに異なるので、エントリー時に条件を確認しておきましょう。
ゼクシィの相談カウンターについては、私が実際に来店してみた感想も含めて、こちらの記事で紹介しています。ぜひご覧ください。
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【プランナーが来店してみた】ゼクシィ相談カウンターの口コミ・デメリットを暴露
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・しつこい勧誘をされないための断り方
嘘をつかなくても、営業が心配な方は次のコツを試してみてください。
ポイント
・予約の時やフェアの最初に「今日は成約の予定はありません」と伝える
・「他の式場も見学する予定です」と伝える(熱心に勧誘されるのは、1件しか予定がない新郎新婦様が多い傾向です)
・最初に次の予定があることと帰宅したい時間を伝えておく
・「家に帰って検討します」と伝えると、角が立たずに断れる
フェアの後に電話がかかってくるのは、当日に「後日ご連絡してもいいですか」と聞かれて承諾した場合が基本です。


また、新人のプランナーは誰にでも熱心に営業してしまう傾向があります。一生懸命なだけなので、優しく、でもはっきり断って大丈夫です。


・よくある質問
Q. 「初めて」と嘘をつくのは違法ですか?ペナルティは?
違法ではありません。ただ、記録で発覚した場合は特典が無効になる可能性があります。
Q. 他の式場を見学したことは正直に言うべき?
現場で見ていると、正直に伝えていただいた方が、他社の見積もりを意識して値引きを頑張れるので、結果的にお得になることが多いです。
Q. 1件目特典は本当にお得ですか?
来館特典はもらって損はありませんが、割引特典は2件目以降でも名前を変えて値引きしてくれる式場がほとんどです。総額で判断するのが大切です。
Q. 特典目当てでフェアに行くのはアリですか?
結婚式場を探している新郎新婦様であれば特典目当てもOKです。冷やかし目的の参加はマナー違反なので、気をつけてください。
・まとめ
まとめ
・「初めて」の嘘は、記録ではバレにくくても、系列会場や言動で察されることがある
・嘘をつくと、他社の見積もりを使った値引き交渉ができず、かえって損をしやすい
・当日特典は後日でも付くことが多いので、その場で即決しない
・2〜3件見学し、本命は最後に回して交渉するのが賢い方法


「初めて」と嘘をついて特典を狙うより、正直に伝えて、予約サイトの特典と値引き交渉でお得に式場を決める方が失敗しません。
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