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こんにちは。藤井かなこです。
ウェディングプランナー歴6年、これまで担当した婚礼数は300組以上になります。
結婚式には大きなお金がかかるため、経済的な理由で「やっぱり諦めよう」と考える新郎新婦様は少なくありません。
でも、事前に用意するお金が少なくて済む方法があれば、結婚式ができる新郎新婦様はもっと増えるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、現場で新郎新婦様のお金の相談を受けている現役プランナーの立場から、結婚式費用を後払いにする交渉術を4つ紹介します。

ブライダル業界では、結婚式費用は前払いが基本です。ご祝儀が入る前に、数百万円の費用を用意しなければならないケースがほとんどなんですね。

新生活も同時に始まる時期の大きな出費ですから、不安になるのは当然です。
たとえば300万円という大金を、ご祝儀が入る前に用意しなければならないケースもあります。ただ、これが無理だからと結婚式を諦める前に、後払いにできる方法があることを知ってください。
そのうえで結婚式をするかどうかを判断すれば、後悔のない第二の人生が送れるのではないでしょうか。


ポイント
この記事で紹介する、結婚式費用を後払いにする4つの方法です。
・交渉術1:式場に日程を絞って直接交渉する
・交渉術2:後払い対応の専用カウンター(ゼロ婚・会費婚)を利用する
・交渉術3:ブライダルローンを利用する
・交渉術4:クレジットカード払いにする
目次
・結婚式費用はなぜ前払いが基本なのか
後払いの交渉をする前に、そもそもなぜ結婚式は前払いが基本なのかを理解しておきましょう。理由を知っておくと、式場側に何を伝えれば安心してもらえるかが見えてきます。
結論からお伝えすると、式場側が費用を回収できないリスクを避けたいからです。
よくある回収リスク
・ご祝儀を200万円集める予定が、実際は150万円だった
・新生活や旅行に使いすぎて、支払いに困ってしまった
・最初の見積もりから金額が大きく増えて、支払えなくなった
人によって理由は違いますが、大金だからこそ支払えなくなることがあります。
もちろん、最初から支払いの目途がないまま契約する新郎新婦様はいないと思います。それでも、ご祝儀は当日開けてみないと金額が分かりませんし、後から支払えなくなる可能性はゼロではありません。

さらに式場側には、料理の食材、装花、衣裳、スタッフの手配など、結婚式当日より前に実際の費用が発生するという事情もあります。
結婚式は、事前に確定せず想定だけで考えなければいけない項目が多いことも、式場側のリスク回避のために前払いとなっている理由の一つです。
また、費用の項目を見てみると、料理や衣裳は当日に提供されるものですが、写真や映像は式が終わってから手元に届きます。どこまでが前払いで、どこからが後払いなのかを分けにくい項目も多いため、まとめて事前にいただく形が定着しているのが実情です。

みんなのウェディングが先輩の新郎新婦様に行ったアンケート(公式インスタグラムのフォロワーが対象、有効回答2,201人)では、支払いのタイミングは前払いが約60%、後払いが約32%、当日払いが約8%でした。ただし、回答者が限られたアンケートですので、後払いを選べる式場が多いという意味ではない点には注意してください。
一方、ハナユメの解説では「当日払い・後払いができる式場はかなり少ない」とされ、元プランナーの解説では約9割、ローン系の解説サイトでは約65%の式場が前払いを採用しているとされています。調査や集計の仕方で数字は変わりますが、前払いが主流という点はどの情報でも共通しています。



一般的な支払いの流れは、式場によって異なりますが、次のようなイメージです。
支払いの流れ(一般的な例)
・内金:契約時に数万円から20万円程度を支払う(5万円から20万円が目安とされています)
・中間金:結婚式の数ヶ月前から数週間前に、見積額の一部を支払う(半額程度が目安で、中間金がない式場もあります)
・最終精算:結婚式の1週間から10日前ごろに、残りを支払う
・当日精算:当日に増えた追加費用(人数の増加やドリンクの追加など)を支払う
このうち、「どこまでを後ろにずらせるか」が後払い交渉の中身になります。
契約前に、特に確認しておきたいのが内金の扱いです。内金はブライダルフェアの段階で支払いをお願いされる場合もありますし、契約後にキャンセルすると返金されないことが多いため、慎重に判断してください。
支払い方法にも注意が必要です。指定口座への現金振込が基本で、一度に送金できる金額に上限がある場合もあるため、期日の直前ではなく余裕をもって手続きしましょう。

ハナユメの公式サイトにも、後払いの相談ができる式場を紹介するページがあります。条件は式場ごとに異なるので、見学の段階で必ず確認してくださいね。

探し方は、このあと「後払い対応の式場の探し方」の項目でまとめてご紹介します。
ハナユメの割引プラン(旧ハナユメ割)を使うと、通常の見積もりから100万円以上お得になるケースもあります。ハナユメ利用者の割引額の分布は以下の通りです。

後払いを考える前に、そもそもの総額を下げておくと、必要な資金も返済の負担も小さくなります。ハナユメでは、現在「結婚式場探し」で最大98,000円分の電子マネーがもらえるキャンペーンも開催されています。
ハナユメ相談カウンターの評判が気になる方は、こちらの記事をご覧ください。
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ハナユメ相談カウンターに現役プランナーが実際に行ってきた!リアルな評判や口コミも紹介
※この記事は広告を含みます こんにちは。藤井かなこです。 今やゼクシィを越える程の人気を誇るハナユメは、オリコンの満足度1位を6度も獲得しさらに人気に拍車をかけています。 実際にプランナーとして接客し ...
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ハナユメはこんな方におすすめ
- 最大割引が欲しい方(100万円以上お得になることも)
- ブライダル資格保有者に相談したい方
- オンライン相談でもOKな相談カウンターを探している方
公式サイトから直接式場のブライダルフェア予約をしても、ハナユメの相談デスクの予約をして相談してからブライダルフェアに参加しても割引額は同じです。
ある程度行きたい式場が決まっている方は、直接予約でOKです。
ゼロからプロに相談したいという方はハナユメ相談デスクを予約しましょう。
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・後払いにも種類がある(全額後払いと一部前払い)
ひとことで「後払い」といっても、実は種類があります。ここを整理しておくと、式場に相談するときも話がスムーズです。
支払いタイミングの種類
・前払い:結婚式の前に全額を支払う(最も一般的)
・一部前払い:式の前に半額程度を支払い、残りを式後に支払う
・当日払い:結婚式当日、披露宴後に支払う
・全額後払い:契約時の内金のみを支払い、残りを結婚式の後に精算する
ここで押さえておきたいのは、「完全に0円で契約できる後払い」はほとんどないということです。多くの場合、内金だけは契約時に必要ですし、費用の何割かを事前に支払って残りだけを後払いにする、という形もあります。
ここで、当日払いと後払いは別物という点も押さえておきましょう。当日払いは披露宴が終わった直後に支払う方法で、後払いは結婚式の翌日以降、式場が決めた期日までに支払う方法です。
当日払いは、披露宴のあとにご祝儀袋を開けて金額を数え、二次会へ向かう前に精算する必要があります。新郎新婦様は慌ただしくなるため、親御様などに手伝いをお願いしておくと安心です。






後払いを目指すなら、まずは「自分たちはどのタイプを希望するのか」をはっきりさせてから相談しましょう。


・後払いのメリットとデメリット
交渉に入る前に、後払いのメリットとデメリットも整理しておきましょう。ここを理解していないと「後払いにできたのに後悔した」となりかねません。


後払いのメリット
メリット
・ご祝儀を支払いの一部に充てられるので、結婚式前の持ち出しが少なくなる
・貯金が少なくても、結婚式を挙げられる可能性が広がる
・新生活の準備費用と結婚式費用を切り分けて考えられる
後払いのデメリット
注意ポイント
・ご祝儀が想定より少ないと、不足分を自分たちで工面することになる
・式が無事に終わっても、支払いが気になって気持ちが休まらないことがある
・新婚旅行や引っ越しなど、式後の出費と重なって家計が苦しくなる
・後払い対応の式場は限られ、日程や会場の選択肢が狭まることがある
・式後の支払い期日が短いことがあり、期日を過ぎるとトラブルになる可能性がある
・見積もりから最終金額が大きく増え、想定より支払いが膨らむことがある
支払い期日について、ゼクシィの記事で紹介されていた全額後払いの先輩の例では、式後1週間以内の振込が必要で、手数料がかからない期間も1週間でした。式後すぐに新婚旅行へ出発する予定だったため自分たちでは支払いに行けず、ご祝儀を親御様に預けて、不足分の立て替えもお願いしたそうです。しかも、見積もりから確定額が上がっていたとのことでした。


後払いを選ぶなら、式後の支払い期日と、期日までに支払えなかった場合の扱いを、契約前に必ず確認してください。支払いが滞れば、式場とのトラブルにつながります。


ご祝儀の金額は、ゲストの人数や関係性によって大きく変わります。後払いを選ぶなら、ご祝儀は「少なめ」に見積もって資金計画を立てるのが鉄則です。


・ご祝儀で本当に足りる?自己負担額の考え方
後払いを検討する新郎新婦様の多くが、「ご祝儀で払えるはず」と考えています。ですが、ご祝儀が結婚式費用の全額を賄ってくれるとは限りません。
ハナユメが結婚式を挙げた新郎新婦様を対象に行った調査では、結婚式費用の平均は361.5万円、ゲストの平均人数は46.8人、ご祝儀総額の平均は177.8万円でした。差し引きした自己負担の平均は183.7万円です。


つまり、ご祝儀だけで全額を払うつもりで計画すると、後払いでも足りなくなる可能性があります。ゼクシィの記事では、費用は「ふたりの貯蓄」「ご祝儀」「親御様などからの援助」でまかなうのが一般的で、ご祝儀の想定額は参列者の人数に3万円を掛けて計算する例が紹介されていました。また、見積額ぎりぎりではなく、上乗せになることを想定しておくのがコツともされています。
自己負担額のチェック手順
・ふたりの貯蓄から出せる金額を確認する
・ご祝儀の想定額を計算する(参列者の人数×3万円が目安。実際は少なめに見積もる)
・親御様などから援助してもらえる金額を確認する
・見積もりの上振れ分を上乗せした総額と比べて、収まるかを確認する


自己負担額を実際に大きく減らせたハナユメの実例は、こちらの記事をご覧ください。
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【プランナーが解説】ハナユメを使って結婚式を黒字化or自己負担額ゼロにした実例
※記事内に広告を含みます こんにちは。藤井かなこです。 結婚式を挙げるうえで一番気になるのが費用面でしょう。 そして費用の中でも合計金額よりも自己負担額のことが何より重要です。 &nbs ...
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・後払い対応の式場の探し方
後払いは、もともと後払いに対応している式場を選ぶのが最も確実です。前払いが前提の式場に交渉するより、条件が整いやすいからです。探し方は、大きく3つあります。
後払い対応の式場を探す3つの方法
・気になる式場に、メールや電話で直接問い合わせる
・「後払い」の条件で絞り込める、式場探しサイトの特集ページを使う
・結婚式場紹介デスクに、後払い希望と伝えて相談する
特集ページは、みんなのウェディング、マイナビウエディング、ウエディングパーク、ハナユメなどに用意されていて、エリアごとに後払い(当日払い含む)の式場を探せます。ハナユメのページは「後払い相談ができる結婚式場」という位置づけで、「後払いOK」の式場でも費用の何割かを事前に支払う場合がある、と注意書きがあります。




式場紹介デスクは、理想の条件を伝えるだけで式場をピックアップしてもらえ、利用者限定の割引や特典がある場合もあります。ハナユメの記事でも、貯金に不安がある場合は「支払い方法」を式場探しの軸にするとよいと紹介されています。
・交渉術1:日程を絞って式場に後払いを交渉する
ここからは具体的な交渉術を紹介します。1つ目は、式場に直接お願いする方法です。
式場側のリスク回避のために前払いになっていますが、式場にとって本当に一番のリスクは、契約してもらえないことです。
人気のシーズンの大安などは、新郎新婦様が契約しなくても、他の新郎新婦様が通常通り前払いで契約する可能性が高いです。


ただ、真夏や真冬、お盆やゴールデンウィークのように年間で埋まりにくい日程であれば、式場としてはその新郎新婦様を逃すと、その日は空いたままになるかもしれません。


埋まらなければ売上は0円ですから、特例として後払いにしてでも契約したい、と考える式場もあります。もちろん、すべての式場が応じてくれるわけではありませんが、日程を絞ることで可能性が上がるのは事実です。
たとえば、特例として後払いにすることで売上が300万円見込めるとしたら、特別にOKを出す式場も少なくありません。これを利用して交渉すれば、本来は前払いの式場でも後払いにできる可能性があります。
特に、1月・2月・7月・8月の仏滅で、夕方からのナイトウェディングなどは、式場からするとぜひ埋めたい日程です。


このあたりを狙うと、そもそもの結婚式費用を抑えたうえで、後払いの相談もしやすくなるというメリットもあります。
日程による値引きの考え方については、こちらの記事をご覧ください。
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結婚式の値引き交渉タイミングをプランナーが伝授!チャンスは3回!
※この記事は広告を含みます。 こんばんは。藤井かなこです。 結婚式値引き交渉術とかってググってみると、たくさん出てきますが『契約前が勝負!』としか書いてないですよね。 いや、それはそうなんですが値引き ...
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交渉のタイミングは「契約前」
交渉は、必ず契約する前に行ってください。契約書にサインした後は、式場の規約に同意したものとみなされ、支払い条件の変更はほぼ難しくなります。


ただし、契約後に支払いが難しくなってしまったときは、黙っているのが一番よくありません。期日の前に、正直に式場へ相談してください。「ご祝儀で精算したあと、挙式の数日後まで待ってもらえないか」「今ある金額を先に支払い、残りを分割にできないか」など、具体的な提案を添えると話が進みやすくなります。
契約後の値引き交渉については、こちらの記事をご覧ください。
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結婚式の値引き交渉を契約後でも成功させる方法をプランナーが解説
※この記事は広告を含みます。 こんばんは。藤井かなこです。 プレ花嫁どのサイトにも契約前の値引き交渉が重要って書いてあるけど、契約後は一切値段下がることはないの? 確かに私も今まで、「値引き交渉は契約 ...
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交渉の場は、ブライダルフェアや初回の見学のときです。希望の日程を伝えたうえで、次のように相談してみましょう。
メモ
会場も気に入りましたし、金額にも魅力を感じています。ただ、この金額を事前に用意するのは難しいので、後払いや一部後払いが可能であれば、前向きに検討したいと考えています。他の会場でもご相談しているのですが、支払い条件が契約の大きなポイントになると思っています。
(他の会場で実際に後払いの了承を得ている場合は、「他の会場では後払いの了承をいただいているので、契約の前提条件は後払いが可能かどうかだと考えています」と伝えると、より効果的です。)
このように、他の会場も検討していることを伝えつつ、支払い条件が契約の前提になるという姿勢をはっきり示すのがコツです。
交渉といっても、ブライダルフェアで希望の日程を伝えたうえで、「後払いでないと契約が難しい」と相談するだけです。埋めたい日程を選んでいる分、式場も前向きに検討してくれることが多く、ただお願いするだけよりも成功する確率は高いと感じています。


ただし、実際に後払いに対応している会場を見ておかないと、引き合いに出す材料がなくなります。この点は、次の「専用カウンター」の項目で詳しく紹介します。
式場側が安心する条件も一緒に提示する
式場側の不安は、「本当に払ってもらえるのか」という一点です。そこで、こちらから次のような条件を提示すると、話が前に進みやすくなります。
式場に安心してもらう提案
・支払期日を具体的に決める(結婚式の何日後までか)
・内金や一部前払いを多めに設定する
・支払いを約束する書面を作成する
・保証人を立てる(求められる場合があります)
・クレジットカードを併用する


保証人を求められた場合は、親御様などにお願いすることになります。事前に相談したうえで進めましょう。
最低でも、プランナーから支配人などの責任者に相談してもらえるはずです。なお、結果は式場の判断次第ですので、断られたときは無理に押さずに次の方法へ進みましょう。
オプションと引き換えに相談する方法
式場にとって、オプションの追加は売上につながります。そこで、「後払いにしていただけるなら、このオプションを付けたい」と、条件つきで相談する方法もあります。最初から付ける予定だったオプションを、交渉の材料として取っておくのがコツです。
ただし、オプションを増やせば当然、費用も増えます。ご祝儀の金額に不安がある新郎新婦様には、あまりおすすめできません。後払いのために費用を増やしては本末転倒です。
なお、「お金が足りないのでグレードを下げるしかない」と揺さぶる方法を紹介する記事もありますが、それまでの打ち合わせが白紙になるおそれがあり、私はおすすめしません。誠実に事情を伝える方が、話が進みやすいと感じています。


直接の交渉に自信がない方は、まず相談カウンターで式場の支払い条件を聞いてみるのも一つの手です。ハナユメの相談デスクなら、プロに相談しながら式場を比較できます。
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・交渉術2:後払い対応の専用カウンターを利用する
1つ目の交渉術は「本来は前払いの式場に、後払いをお願いする」方法でした。ここで紹介するのは、そもそも交渉の手間が少ない方法です。
結婚式相談カウンターはゼクシィやマイナビウエディング、ハナユメなどが有名ですが、実は後払いや自己負担を抑えることに特化したサービスもあります。
これらは、提携する式場と「後払いや会費制にしてくれるなら送客する」という取り決めをしていることがあり、自分で予約すると前払いでも、カウンター経由なら条件が変わるケースがあるのが特徴です。


はい。ただし、対応式場やプランはサービスごとに決まっているので、必ず公式サイトで最新の条件を確認してくださいね。
後払いの需要が増えていることもあり、後払いや自己負担を抑えることに特化したカウンターは、複数が運営されています。後払いで結婚式が叶う会場を多く扱っているため、相談すれば、交渉の手間なく後払い前提で式場を探せるのが強みです。
また、こうしたカウンター経由でブライダルフェアを予約するだけで、後払いの条件で話が進む場合もあります。交渉が苦手な方は、まずここから検討してみてください。


ゼロ婚
ゼロ婚は、結婚式の費用をご祝儀の範囲に収め、新郎新婦様の持ち出しを抑えることを目指す結婚式プロデュースサービスです。
公式サイトでは、申込金や前金がなく、結婚式後に全額を精算する仕組みで、契約後の追加料金も0円とうたっています。無料カウンセリングでは、ご祝儀のシミュレーションも行ってもらえます。
ただし、対応エリアや式場、人数、日程などの条件があるため、ご自身の希望が当てはまるか、事前に確認しましょう。
公式サイトでは、申込金と前金が0円で、費用は結婚式後に精算する完全後払い制と紹介されています。契約後の追加料金も0円、持ち込みは無料としています。式場は、東京・横浜・千葉などの関東、大阪、京都のエリアで紹介されていて、お日柄や時間帯が限定される式場も一部あります。
ゼロ婚の主な特徴
・結婚式を自己負担額0円で叶えることをうたっている
・契約後の追加料金が0円で、見積もり金額が上がりにくい
・式場へのアイテム持ち込み費用がオール無料
・申込金・前金が0円の完全後払い制
・式場紹介だけでなく、挙式当日までサポートしてもらえる
・新郎新婦様の満足度が高いとされている(95%以上と紹介されることもあります)
・東京・大阪・京都にカウンターがある
結婚式はしたいけれど経済的に厳しい、という新郎新婦様から支持されているサービスなので、東京・大阪・京都で挙式を希望している方は、一度相談してみる価値があります。




会費婚(エニマリ)
会費婚は、ご祝儀制ではなく、ゲスト全員が決まった会費を支払う「会費制ウェディング」のプランです。みんなのウェディングを運営する会社が提供しています。
ご祝儀制ではいくら集まるか当日まで分かりませんが、会費制であれば「人数×会費」がおおよそ見込めます。この仕組みで、新郎新婦様の負担を抑えます。
公式サイトでは、新郎新婦様の負担が一般的な結婚式の半分以下になると紹介されています。プランは料金が人数単位で決まっているので、費用のイメージもしやすいです。
公式サイトでは、「一般の結婚式費用の半分以下」で叶うとうたわれていて、ゲストの会費は1万円台と案内されています。プランは出席者1人あたりの単価で示されていて、ライトは18,970円から、スタンダードは20,330円からです。持ち込み料も基本的に無料としています。
会費婚の主な特徴
・式場へのアイテム持ち込み費用がオール無料
・会費制のため、結婚式費用を通常の半額程度に抑えられる
・全国の式場から紹介してもらえる(130箇所ほどと紹介されていたこともあります)
・東京・神奈川・大阪・愛知・福岡にカウンターがある
ご祝儀を会費に変えることで、費用のブレを小さくして後払いに近い安心感を実現してくれるサービスです。挙式を希望するエリアにカウンターがあれば、相談してみましょう。


ほかにも後払い・ご祝儀払いをうたうサービス
ポイント
・ゼロハピ:大阪限定で、前払金0円の完全後払い制をうたう格安結婚式
・楽婚:提携する式場でご祝儀による後払いが可能とうたう格安結婚式
どのサービスも、対応エリアやプラン、支払い条件は変わることがあります。必ず公式サイトで最新の内容を確認してください。


会費制・後払い系サービスを使う際の注意点
注意ポイント
・会費制は、ゲストにご祝儀ではなく会費をお願いするスタイルなので、親御様や親族に事前に説明しておく
・対応する式場やプランが限られるため、希望の式場に必ずしも当てはまるとは限らない
・自己負担0円は「目指す」ものであり、人数や内容によっては持ち出しが出る可能性もある
また、ゼクシィなどの一般的な相談カウンターも、後払いや支払い方法の相談に乗ってくれる場合があります。ゼクシィ相談カウンターの口コミが気になる方は、こちらの記事をご覧ください。
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【プランナーが来店してみた】ゼクシィ相談カウンターの口コミ・デメリットを暴露
※記事内に広告を含みます 結婚式をすることは決まったが、何から始めたらいいのかが全く分からない。 ゼクシィの本も、ネットも式場の数が多過ぎて全然絞れない。 そんな時に便利なのがブライダル相談カウンター ...
続きを見る
ゼクシィなどの公式サイト(ゼクシィ)でも、支払い方法の特集記事が読めますので、会場を決める前に目を通しておくと安心です。
式場によっては、独自の立て替え払いサービスを用意している例もあります。ゼクシィの記事では、手数料を支払えば費用の8割を後払いにできる「アフタープラン」というサービスを持つ式場が、ウェディングプロデューサーのコメントとして紹介されていました。
相談カウンターは2から3社を併用する新郎新婦様が多く、それぞれの後払いの扱いを聞き比べると、より条件のよい式場が見つかりやすくなります。
・交渉術3:ブライダルローンを利用する
結婚式費用をローンで支払う新郎新婦様もいらっしゃり、ローン会社と提携している式場も多くあります。
ブライダルローンは、結婚式後にご祝儀で返済できることを前提に組み立てられている商品もあり、一般的な目的別ローンより金利が低めに設定されている場合があるのが特徴です。
ブライダルローンは、結婚に関わる費用に使い道を限ったローンです。解説サイトでは、金利は年3.0%から10.0%程度、消費者金融のカードローンは年18%前後と紹介されています。
「審査が通りやすい」といわれることもありますが、みんなのウェディングやハナユメの解説では、使い道が限られている分、通常のカードローンより審査が厳しめになることもあると紹介されています。時間に余裕をもって、早めに申し込みましょう。


元プランナーの解説では、式場に直接支払ってくれる立て替え払い型のサービスもあり、結婚式後の一定期間は無利息になるものもあると紹介されています。「ローンを組みたいわけではなく、後払いにしたいだけ」という新郎新婦様は、こうしたサービスの有無も確認してみましょう。
式場側にとっては、ローン会社から先に費用が入るため、実質的に前払いと変わらず、リスクがありません。一方で新郎新婦様にとっては、結婚式の前後で支払いを分けられるというメリットがあります。


ローン利用時のチェックポイント
・金利や手数料、無利息期間の有無を比較する
・返済期間と毎月の返済額が、新生活の家計に無理なく収まるか確認する
・ご祝儀を返済に充てる前提にしすぎない
・審査があるため、通らない可能性も考えておく
・審査には時間がかかるため、支払い期日の1ヶ月以上前から余裕をもって申し込む
・二人で同意したうえで利用し、どちらかが内緒で借りることはしない
・結婚式のローンが、将来の住宅ローンの審査に影響する場合があることも知っておく


金利は当然かかりますので、総額が下がるわけではないことも忘れないでください。まずは値引きで総額を抑えてから、足りない分をローンで補う、という順番が安心です。
たとえば年利10%で100万円を借りると、元本が減らないと仮定した単純計算で、1年間の利息は約10万円です。実際の利息は返済方法によって変わりますが、総額は前払いより高くなることは確かです。
ちなみに、消費者金融のカードローンなどは金利が高めです。後払いの代わりに気軽に借りるのは、私はおすすめしません。


結婚式全体の値引きについては、こちらの記事をご覧ください。
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【プランナーが暴露】結婚式で値引き100万円してもらう方法と限度額
※記事内に広告を含みます こんばんは。藤井かなこです。 今日は結婚式場選びの中で値引きをしてもらう方法についてお話します。 結婚式場の裏側を知り尽くしたプランナーがお伝えしますので、かな ...
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・交渉術4:クレジットカード払いにする
ご祝儀を当日に支払いへ充てることはNGでも、クレジットカード払いなら対応している式場があります。
カード払いなら、実際の引き落としは後日になるため、式場は費用を回収でき、新郎新婦様は結婚式後まで現金を用意しなくてよいという仕組みになります。


ポイントが貯まるのもメリットです。ただし、事前にカードの利用限度額を引き上げておく必要があります。
限度額の引き上げは、電話や書類の提出が必要になる場合もあります。ゼクシィの記事でも、支払い直前に慌てて手続きした先輩の体験談が紹介されていました。早めに動きましょう。
その一方で、カード払いの手数料は式場側の負担になります。そのため、カード払いをNGとしている式場もありますし、対応していても値引きがその分減ってしまうことがあります。
元プランナーの解説では、300万円の費用に対してカード手数料の相場は3%から3.5%、10万円程度の負担になると紹介されています。そのため、申込金を除いてカード払いに対応していない式場も多いのが実情です。
みんなのウェディングのアンケートでは、支払い方法は現金が約64%、クレジットカードが約25%、ブライダルローンが約6%でした。カード払いを使った先輩もいますが、式場によって対応の有無や上限額が違うため、契約前の確認が欠かせません。


引き落としの日程やリボ払いにならないよう、支払い方法の設定にも注意してください。カード払いは「最終手段」として考えるのがおすすめです。
ボーナスの後なら支払える、というような場合は、カード払いができるか式場に相談してみるのも一つの方法です。ただし、分割払いやリボ払いは手数料がかかって総額が上がるため、一括払いを前提にしましょう。
・後払いが難しいときの選択肢
交渉しても後払いが難しい、希望の式場が前払いのみ、ということもあります。そんなときに検討したい選択肢も、あわせてご紹介します。
親御様に一時的に立て替えてもらう
前払いの資金が足りなくても、ご祝儀をいただいた後に返す前提で、親御様や親族に一時的に立て替えてもらう方法があります。ゼクシィの記事にも、ふたりの貯蓄だけでは足りず、ご祝儀をいただくまで親御様に一時的に借りたという先輩の体験談が紹介されています。
ハナユメの調査(調査数183名)では、結婚式費用として親・親族から援助があった人は56.8%で、援助額の平均は119.8万円でした。回答者数が限られた調査ですので、目安として見てください。援助や立て替えは金利がかからず身近な方法ですが、お金を出してもらうことで、親御様がプランに口を出すケースもあるようです。


日程をずらして貯める・費用を見直す
ゼクシィの記事では、式の日程を選べる段階であれば、お金の用意ができる時期に日程をずらして貯めるのが確実とされています。
費用の見直しについて、金融系の解説サイトでは、譲れない部分をはっきりさせる、演出やアイテムを見直す、人気の日取りを避ける、といった方法が挙げられています。一方で、料理や引出物はゲストの満足度に直結するため、無理なランクダウンは避けたほうがよいとされています。料理と引出物は削らないという点は、私も同感です。
結婚式費用を抑える具体的な方法は、こちらの記事をご覧ください。
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結婚式を安くする方法が知りたい方へ!9つのコツを伝授
※この記事は広告を含みます。 こんばんは。藤井かなこです。 結婚式の費用はとても高額で、出来れば安くしたいと考えるのは当然のことです。 結婚式費用を安くするのは ◆アイテムを節約する ◆アイテムのラン ...
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総額の小さい格安婚を選ぶ
後払い対応の式場に絞ると、選択肢が狭まります。希望に合う式場が見つからない場合は、総額そのものを抑えられる格安婚を検討し、前払いでも無理なく払える金額にする考え方もあります。ゼロ婚や会費婚も、この選択肢に含まれます。


・後払いで失敗しないための注意点
ここまで4つの方法を紹介しましたが、どの方法でも共通する注意点があります。


重要
・契約書や見積書で、支払い条件(期日・金額・遅れた場合の扱い)を必ず確認する
・内金の金額と、キャンセル時に返金されるかどうかを確認する
・式後の支払い期日を確認し、新婚旅行などの予定と重ならないようにする
・見積もりから金額が増えることを想定し、予備費を確保しておく
・ご祝儀は「少なめ」に見積もり、不足しても払える範囲で計画する
・新婚旅行や引っ越し、二次会など、式後の出費も洗い出しておく
・「後払いできるから」といって、身の丈を超えた内容にしない
特に見積もりは、契約後に衣裳や演出、人数の増加などで大きく上がることがあります。後払いだからと安心せず、最終的にいくらになるのかを、契約前に担当者へ確認しましょう。
資金計画の基本は、「ふたりの貯金+ご祝儀の想定額+親御様からの援助が、結婚式費用を上回っているか」を確認することです。後払いはあくまで、支払いのタイミングをずらす方法であり、費用そのものが減るわけではありません。
もし少しでも貯金があるなら、全額後払いにこだわるより、一部だけ前払いにして残りを後払いにする方が、交渉も通りやすいです。


・結婚式の後払いに関するよくある質問
結婚式の費用は、本当に後払いにできますか?
式場によります。多くの式場は前払いが基本で、後払いに対応している式場は限られます。後払いに対応した式場を選ぶか、前払いの式場に契約前に交渉するかの2通りですが、交渉は必ず通るものではありません。
全額後払いなら、契約時に何も払わなくていいのですか?
全額後払いをうたう式場でも、内金が必要な場合があります。後払いには、内金以外を全額後払いにするパターンや、内金のほかに最終見積額の何割かを事前に支払って残りを後払いにするパターンなどがあります。契約前に必ず確認してください。


ご祝儀は結婚式費用の支払いに充てられますか?
当日払い・後払いに対応した式場なら、いただいたご祝儀を支払いに充てられます。前払いの式場では充てられないため、親御様の立て替えやカード払い、ローンなどで先に用意し、ご祝儀で返す形になります。ご祝儀の総額は当日まで分からないため、少なめに見積もることが大切です。
結婚式の費用はクレジットカードで払えますか?
式場によります。手数料が式場の負担になるため、申込金を除いてカード払い不可の式場も多く、対応していても上限額を設けている式場があります。使いたい場合は契約前に確認し、カードの限度額も引き上げておきましょう。


契約したあとでも、後払いに変更できますか?
契約すると規約に同意したとみなされるため、契約後の交渉は受け付けない式場も少なくありません。ただ、支払いが難しくなったときは、期日の前に正直に相談する姿勢が大切です。


後払いなのに、支払えなかったらどうなりますか?
支払いが滞ると、式場とのトラブルにつながります。ご祝儀が想定より少なかった場合に備えて、予備の資金や、不足分を頼れる先を用意しておきましょう。
貯金がほとんどなくても結婚式はできますか?
後払い対応の式場やゼロ婚などのサービスで実現できる場合もあります。貯蓄が足りずに悩むのは珍しいことではなく、楽婚の花嫁サロンのアンケートでは、約3割が「結婚資金で結婚式をまかなえなかった」と回答しています。ただし、ご祝儀の不足や見積もりの上振れもあるため、無理のない計画が前提です。


・結婚式を後払いにする交渉術のまとめ
結婚式費用を後払いにする方法を、4つ紹介しました。
まとめ
・交渉術1:契約前に、日程を絞って式場へ相談する
・交渉術2:ゼロ婚・会費婚など、専用のカウンターを利用する
・交渉術3:ブライダルローンを利用する(借りすぎに注意)
・交渉術4:カード払いにする(最終手段)
・後払いが難しいときは、親御様への相談や日程・内容の見直しも選択肢
・契約前に、内金・支払い期日・遅れた場合の扱いを確認する
後払いの条件は式場ごとに異なり、必ずできるものではありません。だからこそ、まずは総額を下げる工夫をして、複数の式場や相談カウンターで支払い条件を比べることが大切です。
専用のカウンターなら、交渉の手間もローンの金利もカード手数料の心配もありません。まずはゼロ婚や会費婚などの専用カウンター、ゼクシィなどの相談カウンターで、後払いに対応した式場を探してみましょう。どうしても気に入る式場が見つからなかった場合だけ、交渉やカード払い、ローンを考えるのがおすすめです。


その最初の一歩として、私が一番おすすめしたいのはハナユメの相談デスクです。ハナユメの割引プラン(旧ハナユメ割)を使えば、通常の見積もりから大幅に費用を抑えられる可能性があり、後払いの相談もしやすくなります。総額が下がれば、後払いに頼らなくても済む場合もあります。
新郎新婦様が無理なく、後悔のない結婚式を挙げられるよう応援しています。
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